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菅野裕臣先生追悼学術論集

菅野裕臣先生追悼学術論集編集委員会(浜之上幸編集委員長)銀河書籍 (大阪府堺市) 2024年3月 
 
  菅野裕臣氏が生前、発信していたメルマガ『百孫通信』などには言語関係にとどまらず、業界の歴史や日韓・日朝関係のことが、日本・朝鮮半島以外の地域の研究者からの指摘も含めて記されていて、近現代史をされている方々にもぜひその内容を知ってもらいたい、非常に示唆に富んだ内容、情報量が盛り込まれていました。
 
 この『追悼学術論集』は今まで指導いただいた学恩に報いたい、その精神を引き継いでいこうなどの内容で刊行されています。

 解説、編集後記に菅野裕臣氏の韓国朝鮮語学研究を俯瞰し、研究者としての矜持などについて以下ほかが述べられています。

・何に関する学術論文を書くことができるだけの基礎を教授することを自らに厳しく課していたか
・大学教員が行なうべきであるとされている4つのこと
・自分(韓国朝鮮語学、韓国朝鮮学一般の研究職に就いている者)に与えられた特権的な地位について
・一般的に研究者はどのような研究活動をどのように行っていると思われるかについて


 


 

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  • 菅野裕臣先生追悼学術論集

  • ISBNコード

    978-4-86645-357-6

  • 販売価格

    9,000円(税込)

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  • 1. 評論 - 遺題に奉答して     成澤勝
    2. 20世紀韓国小説の対話文に現れる親族名詞の分布及び機能について
    一親を表す名詞を中心に一    南潤珍
     
    3. 大学生向け朝鮮語初級教科書の新出単語に関する一考察 内山政春
    4. Ⅱ-ㄹ 것이 아니다 に関する一考察        平香織
    5. 現代朝鮮語における“漢字語+받다, 당하다”による受動文
    -“漢字語十되다’による受動文との比較を通じて   崔昌玉
     
    6. 現代朝鮮語の使動詞(사동사)による使役について
    -拘束的モダリティ性の発生条件を中心に 高地朋成
     
    7.「瞬間動詞」再考 一いわゆる「反復」に関する議論と関連して- 浜之上幸
    8. 現代日本語の「格助詞」位置づけ-奥田(1978)再検討一    岡田幸彦
    9.異色の戦争芝居- 川上音二郎一座の『戦争余談明治四十二年』 伊藤俊介
    10. 高麗高宗26年印刷の世界最古金属活字本
    -『南明泉和尚頌証道歌』の発見一  兪祐植
     
    11. 朝鮪政治思想本流の一骨格としての杜詩  太田誠
    …先行説から離れて… 
     
    12. 意識の喪失と回復-我関せずから我が関心事へ 三枝壽勝
    (冒頭に)略歴、業績
    編集後記 『学術論集編集委員会』編集委員会

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